皆さんこんにちは。塾長の米井(こめい)です。
米井が、常々テストの度に生徒さんと話していて感じていることを今回はお伝えしてみようかと思います。
それは何かといいますと「やり方が全くもって逆DESUYO~!」
たまにこんな生徒さんがいるのですが、「先生聞いて下さいよ!明日テストなんで今日は深夜3時くらいまで勉強しようとおもってるんです!!」と割とドヤ顔で言ってきてくれるのですが、(うん。きっと褒めてほしいのかな・・・)テスト前はしっかりとコンディションを整えるために早めに寝ましょう!!ダメ絶対。
そして、テスト直前になって勉強時間を増やさなくてもいいように、常日頃から毎日コツコツとその日やったことをしっかりと復習して記憶の定着をはかりましょう。
普段から地道にコツコツやってテスト前はスコーンと寝る!
それこそがあるべき姿です。
桃栗三年柿八年とはよく言ったもので、植物の種を植えてもすぐに実がならないように、勉強に近道はありません。
これは世の中の風潮なのでしょうけど、コスパやタイパなど今の世の中は○○パフォーマンスといって効率重視に少しばかり偏り過ぎているように感じます。
これはあくまでも個人的な意見で、国の教育方針などを批判するものでは一切ないのですが、タブレット学習も正直どうなのかなぁとか感じていたりします。
確かに便利ですし、情報を伝達するツールとしては非常に効率が良く優秀ですので、時間の節約や学習効率のUPにはなると思います。
ですが、「便利とは退化で不便こそが進化」だと個人的には考えます。
そして学びにおいて便利さとは、えてして逆効果だったりもするのです。
悲しいことに人間は苦しまなきゃぁ学べない性分なんです・・・・
実際、様々な生徒さんを見させていただいている現場感として、タブレットによる効率的な学習よりも、紙媒体である辞書を使ったほうが記憶の定着は優れていると感じます。
私が十代の頃にはアプリやタブレットといったものが無かったので、比較対象にはならないかもなのですが、自分の場合のお話をしてみますね。
米井が通っていた学校や塾では、皆がその往復において、英単語帳や英語の参考書を常に持ち歩いていました。
そして電車の中やちょっとしたスキマ時間を利用して、ちょっとキチャナイお話なのですが友人含め自分もまた単語帳や参考書は手アカで真っ黒になるほど繰り返し繰り返しいぢくりたおしてました。
ですので「この単語の意味は?」や「英語で○○を単語にすると?」といった、よくあるやり取りは答えれて当たり前でした。
なので、そんな単純な問題の出し合いっこではつまらな過ぎたため、もっと違った遊びをしていました。
それはどういったものかと言いますと「○○ページの上から5行目の英単語は何?」や「仮定法における例文○○は何ページのどのあたりに記載されてる?」といった遊びです。
別にそんだけ完璧に記憶していたんだぜ、スゲェダローって自慢したいわけではございません。
この遊びのやり方が何を意味するかと言いますと、例えば「introduction(紹介)」という英単語があったとして、inというのは否定的な意味を持たせるために割と使われる英単語だから、数としては結構あるよなというのをまず思い出し、そのつぎにABCの順で追っていくと「inadequate(不十分な)」で始まり「involvement(関与)」くらいまではあるからinではじまる単語だけで250単語くらいあるよなとか、「introduction(紹介)」の一個前は「introduce(紹介する)」があり、派生した言い回しとして「introduce A to B(BにAを紹介する)」があったよなとか、そう考えるとAからはじまってIにたどり着くまでは単語帳でだいたい○○ページくらいにあるはずといったように、「introduction」をピンポイントで一つの意味だけを考えるのではなく、Aからはじまりinに至るまでの全ての単語を思い浮かべる作業になるのです。
そして一番大事なのは、これができるのは「introduction」という英単語をまだ覚えられていなかった頃に、何度も何度もそこにたどり着くまでの別の英単語を目にしながら、心の中で自然と「introduction、introduction・・・」と繰り返し唱えながら探す作業をともなっているということです。
要するに、英単語帳や参考書そのものがページ数含め、ほぼそのまんま同じ状態で頭の中に存在している感じをイメージしてもらえたらいいかなと思います。
(これは別に米井だけが別段特別だったわけでもなんでもなく、割と周りのみんながみんなそうでした。)
どうしてそんな事ができるのかと言いますと、タップひとつで効率よく学習できるタブレットやアプリ学習と違い、実際に単語帳を手にしてパラパラとページをめくることで生じる手触りによるページ数の厚さの体感であったり、探す対象の単語になっているのを見つけるまでにページをめくるためにかかる時間の感覚であったり、人間がもつあらゆる感覚での複数からなる経験が蓄積されることで可能となっているのです。
これは不便だからこそ生じる経験だということを見逃してはいけないってことですね。
言うなれば、京都のことが詳しくなりたくて大阪から京都に足しげく通ったとしたなら、電車の車窓から何気なく眺める京都にたどりつくまでの途中の風景や駅についても自然と覚えたりしますよねってお話です。
これがもし、タップ一つで目的を達成できるタブレット学習みたく、どこでもドアでいきなり大阪から京都に瞬間移動できたとしたら京都にはたどり着けるかもですが、そこにいたるまでの経路やそこから派生することはわからないので、ちょっとしたときに機転や応用がきかなくて使い物にならない知識になってしまったりする感じですね。
つまりは、タブレットやアプリの学習の場合、確かに簡単な操作で得られる情報量は多いので効率的なのですが、人間の本質とはトライ&エラーの繰り返しによってはじめて記憶が定着するというところに矛盾点が生じるという罠があるということです。
なので、勉強に近道はなし!っていうことにつながるわけですね。
そんなのめっちゃめんどいよーと嘆いている勉強嫌いの皆さん!でも安心してください。
しんどいの向こう側には必ず楽ちんや割と楽しいが待っています!!
ですので、やる前から諦めるのではなく、どうしたらできるんだろう?という発想を常に意識してみましょう。
最後にもう一度言いますね。
テスト勉強は直前になって急ごしらえするのではなく、普段から少しづつコツコツとその日やったことの復習を繰り返してやること。
それがちゃんとできていれば、テストの前日は軽く目を通すくらいの見返しくらいにしておいて、早めにぐっすりと眠れます。
これこそがしんどいの向こう側に待っている楽ちんってやつですね。
そして、日頃からコツコツ努力したぶんテストの点数は上がっていき、テストの返却が楽しみで気持ちよくなっていくのです。
これもしんどいの向こう側に待っている割と楽しいってやつですね。
一夜漬けのような短期記憶というのは、時間とともに忘れるように人間はできているというのが↓の図

↓復習することで

こうなるんですね!!
柔の道は1日にしてならずぢゃ!(by猪熊滋悟郎)
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