日々咲-ひびさ-の特色

他塾との圧倒的差別化

日々咲-ひびさ-では、非認知能力の育成を意識した授業を心がけております。

非認知能力の育成とは、テストで測れる「知識」ではなく、思考力・やり抜く力・共感力・自己肯定感などを伸ばすものです。
日々咲-ひびさ-では対話形式の授業を意識することで、よくある一般的な塾のように叩き込み方式のただ単に正解を教えるよりも、「どう考えたか」「どう感じたか」を重視した授業を実現。
インプットとアウトプットをバランスよく両立させることで、より効率的な記憶の定着非認知能力の育成の両方に働きかけます。

人としての優しさや思いやりを育むまろすけの命の温もりを感じながら、今までの塾とは全く違う「これから」の塾の授業スタイルを是非ご体感ください。

非認知能力とは?

非認知能力とは、文字通り認知し辛い能力のことで、IQや学校のテストのように数値化できる認知能力とは違い、感情や心の内面の働きといった数値化して測りづらい分野の能力のことを意味し、言わば人間力のようなものです。
「目標を掲げ、モチベーション高く、自分をコントロールしながら粘り強く、仲間と共に取り組むための姿勢や各種の力」とも言え、近年の調査や研究で、認知能力以上に子どもの将来や人生の成功、豊かさにつながる非常に重要な要素であることが明らかになっています。

非認知能力は、感情や心の能力のため、集中力や忍耐力、コミュニケーション力など様々な力が含まれますが、主に次の4つに分類することができます。

自分を信じる自己効力感(行動への自信)・自己肯定感(存在の肯定)

「自分ならできる」「やればなんとかなる」という行動への自信や、「ありのままの自分で大丈夫」という存在そのものへの肯定感となります。
自分の存在を大切に思って、自身の能力を信じ、自分ならきっとできると思うことで、以下のような特徴があります。

・新しいことに挑戦する勇気を与える。
・失敗しても「次はうまくやれるかも」と思える。
・結果よりもプロセスや努力に対する自信が土台になっている。
・成績や成果に関係なく、自分の価値を認められる。
・他人と比べなくても安心できる。
・批判や失敗に対して折れにくい心の土台になる。

これらができれば、難しい課題に直面した際や、なかなかうまくいかない際にもやり遂げることができます。
チャレンジを続け、やり抜く力を発揮するためには、こうした自己肯定感(Self-Efficacy)や自己効力感(Self-Esteem)という土台が必要不可欠です。

夢中力(意欲を高く集中して取り組む力)

自分で自分を動機づけること(内発的動機づけ)により、集中して取り組む力や没頭力があれば、夢中になって試行錯誤を積み重ねることができます。
このように、自分で自分をモチベートして没頭することができれば、周囲の評価や報酬がなくても続けることが可能となります。
その結果、お子さんが自分から学ぶ習慣をつくったり、困難な課題でも諦めずに挑戦する力が芽生え、クリエイティブな発想や問題解決力が育つようになります。
夢中力は、人生におけるどのような状況でも非常に役に立つ、一生ものの力となるものです。

自分の気持ちをコントロールする自制力や忍耐力

自制力や忍耐力は、心理学や教育の分野でとても重要なテーマで、子どもの学びや成長、そして大人の人生の質にも大きく関係しています。

自制力(Self-Control)は、自分の感情や衝動、欲求をコントロールして、誘惑に負けず長期的な目標のために計画を立て、行動を調整する力です。
「スマホをさわりたいけど、まず宿題を終わらせよう」といったように、感情に流されず冷静に判断する力や、短期的な欲求を抑えて将来の成功や幸福のために行動できる力です。

忍耐力(Perseverance)は、目標達成のために困難や失敗を乗り越え、あきらめずに続ける力です。
「問題が難しくても、時間をかけて最後までやり遂げる」といったように、途中で投げ出さず最後まで取り組む力や、失敗しても再挑戦できる長期的な挑戦が可能となる力です。

物事にしっかり取り組んで、成果を出せる人は、自分の感情コントロールや気持ちの切り替えが上手なものです。
辛かったり、しんどかったりするときも、その感情に流されていてはなかなか良い結果は得られません。
前向きに気持ちを切り替える。
粘り強くあきらめずに取り組む。
きっとできるはずとある種の楽天さも発揮する。
このような自制力や忍耐力があれば、問題解決までしっかりやり遂げることができます。

他者と協力できる社会的能力やコミュニケーション力

他者と協力し、円滑に関係を築ける力は、教育やビジネスの分野でとても重視されています。
特にこれからの時代はAIが進化し、知識や情報は簡単に手に入る一方で、人と人とが信頼関係を築き、協力して課題を解決する力がますます重要になります。

他者と協力できる社会的能力(Social Skills)とは、グループ学習で役割を分担してプロジェクトを進めるといったように、他者と協力しながら円滑に人間関係を築き、集団の中で適切に行動できる力のことです。
他人の立場や気持ちを理解し共感できることや、協力して目標を達成できることや、社会のルールやマナーを身につけていることに繋がります。
チーム活動・リーダーシップの向上が必要です。

コミュニケーション力(Communication Skills)とは、発表で自分の考えを伝え、質疑応答で相手の意見を尊重するといったように、自分の考えや気持ちを相手にわかりやすく伝え、同時に相手の意見も受け止める力のことです。
話す・聞く・読む・書くの4技能を適切に使い分け、非言語的な表現(表情・しぐさ・態度)も含めて相手に配慮をし、双方向のやりとりを通じて理解を深めていくといったもので、情報や感情の相互理解になります。
発表力・論理的思考の育成が重要とされています。

協調性やリーダーシップといったソーシャルスキル、コミュニケーション力も非認知能力の大切な要素です。
社会的能力が土台にあることで、コミュニケーション力はより豊かに発揮されます。
これらの力があれば、1人では解決できないような課題にも、チームワークを発揮して取り組み、良い成果をあげることができます。

非認知能力の具体的な一例

・自己肯定感
・批判的思考力
・協働力
・コミュニケーション力
・主体性
・自己管理能力
・問題解決力
・実行力

また、教育研究や検定で用いられる枠組みでは、例えば以下のような力も非認知能力として扱われています。

・自尊心、自己抑制、目標への情熱、忍耐力
・思いやり、敬意、社交性、楽観性

これからのお子さんたちに求められる理想像

以下は、文部科学省が公開している幼稚園教育のパンフレットに記載されている項目となります。

・健康な心と体
・自立心
・協同性
・道徳性の芽生え
・規範意識の芽生え
・いろいろな人とのかかわり
・思考力の芽生え
・自然とのかかわり
・生命尊重、公共心等
・数量・図形、文字等への関心・感覚
・言葉による伝え合い
・豊かな感性と表現

これらは、単なる学力を超え、「学びに向かう力・人間性」に基づく力として、近年の教育分野において重視されつつあり、その多くは非認知能力となります。

多少仕事ができなくても、高学歴なら高給取りになれた今まで。
勉強『さえ』できれば何とかなっていた「今まで」から、勉強『も』できないといけないこれからに変化しつつあるということです。